小学校教師、しおちゃんマンの心筋梗塞闘病記です。
退院後、テレビで、徳光和夫さんが私と同じ心筋梗塞で倒れた時のドキュメントをやっていました。
私とまったく同じ治療(カテーテル治療)をしていたので、とても興味深く見ていたのですが、そこで言っていたのは、心筋梗塞で年間4万5千人もの人が亡くなっているということです。
ゾッとしました。
そして7月27日のところでも書きましたが、私の場合、救急車で運ばれた病院から、その日は一度帰宅しているのです。
帰りの駅の階段がとても苦しかったことを覚えています。そしてその晩は両腕がしびれて眠れませんでした。今思うとなんと恐いことをしたのだろうかと。
実は救急車で運ばれたとき、日曜日だったということもあり、6件もの病院で断られて、やっと7件目の遠い病院まで運ばれたのです。
そして診てくれた医者も、専門外だったらしく、心筋梗塞であるという診断をしてくれませんでした。
ということでその日は帰宅。翌日心筋梗塞と診断され、即その日に…、というよりも、その場で車いすに乗せられて入院でした。
ギリギリのところで助かったのだと、あらためて思いました。
日本人の死因の一位は癌。そして実は2位が心筋梗塞なのです。
ちなみに三位は脳疾患です。
心筋梗塞はそれだけ恐い病気なのです。
しかし一方で、倒れたことは悪いことばかりではないと考えることにしています。
病気になったからこそ、カロリーコントロールを始めて、計画的な運動をして、体重をコントロールし、新たな病気がみつかって治療し…、といったことができたわけです。
病気になったおかげで、現在体重も減り、血糖値も下がり、血圧も正常です。
もし病気にならなかったら、こういったことをしなかったわけですから、さらに大きな病気になって、今度こそ命を落とすことになったでしょう。
もしかしたら、そちらの方がこわいかもしれません。
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さあ、明日はいよいよ退院です。
ベットの身の回りを整頓し、掃除しました。前日からいつでも退院できる状態をつくってあります。
この日は、うれしくて眠れませんでした。
小さい時の遠足の前の日を思い出しました。