小学校教師、しおちゃんマンの心筋梗塞闘病記です。
大丈夫だという「安心」を得たくてこの日は大きな病院へ。
大丈夫だということが確認できれば、31日からの大分での全生研全国大会に出かけるつもりでした。
病院は「千葉市立海浜病院」。
自宅から3kmで歩いても行ける場所。東京湾の海岸通沿いにあり景色もきれいなところ。
⇒ 千葉市立海浜病院
前の日に「足の静脈瘤が原因ではないか」と言われたので、心臓血管外科に申請したのですが、たまたま休診日だったので循環器内科へ。
そこでなんと4時間にわたって(9:00〜13:00)検査を受けることに。内容は、
採血、血圧、レントゲン、心電図、超音波。
検査が終わって、午後からやっと診察。そこでくだされた病名は「急性心筋梗塞」。
心臓を養うために血をおくっている3本の冠状動脈のうち1本がつまっており、心臓の一部がダメージを受けて、筋肉が部分的に死んでいるということ。
かなり危険な状況で、この場ですぐに入院してほしいということでした。
多少胸は苦しいものの「たいしたことはない」と、たかをくくっていただけに、かなりのショックを受けました。
そしてその時に頭の中をかけめぐったのは、自分の体のことではなくて仕事のこと。これからどことどこに連絡しなければならないのか等々、そんなことを考えていました。
すぐに携帯で自宅と仕事関係に連絡。
連絡が済んだら、すぐに車いすに乗せられて、ICU(集中治療室)へ連れていかれました。
ICUと聞いて、あらためて自分の病気の重さを自覚しました。
さてここでマメ知識。
心筋梗塞と狭心症とはどう違うのでしょうか。
まずは心臓についての基本的な知識を。
・心臓は手の拳ほどの大きさをしており、胸の左側にあります。
・心臓は一分間に60〜80回の収縮を繰り返し、血液と共に全身に必要な酸素や栄養を送っています。
・心臓自身は、三本の血管によって栄養を受けており、これを冠状動脈といいます。
○心筋梗塞とは
冠状動脈の狭い部分に血栓が形成され、詰まってしまい心臓の筋肉が壊死(死んでしまった状態)した状態をいいます。
○狭心症とは
心筋梗塞の一歩手前で、完全に詰まってはいませんが、詰まりかけた血管がけいれんをおこすことで、発作がおこります。