夢創造2002〜組体操〜

2002年度の運動会での6年生の組体操の技を紹介しています。

[Reportメニュー] [Topページ]

組体操ってなに?
1人技
2人技
3人技
ピラミッド
フィニッシュ
運動会での演技
子どもたちの感想

(Tさん)
 
とうとう六年生の最後の種目、「組体操」が始まりました。
 今まで練習してきて、背中や腰がどんどん痛くなって、練習するのがいやな日もありました。シップだってたくさんはりました。
 本番、「ピーッ」という音で入場していき、組体操の隊形に広がり、すぐにまた「ピッ」という音がしてみんながななめを向きました。
 それから、一人技。
 二人技では、サボテンがうまくできてホッとしました。
 次に三人技。そして一番苦戦した「ピラミド」。まず土台が準備して、次に二段目の人、三段目、そして最後に一番上に一人乗りました。でも、なぜかいつも背中が痛くてたえられないほどだったのに、今日だけは、痛いというより「成功させる」という気持ちが強くて、たえらました。ピラミッドは成功しました。
 次に、フィニッシュです。私は、10人タワーの土台でした。やっぱりタワーも練習の時は痛くてたえられませんでした。でも、タワーも「成功させる」という気持ちの方が大きくて10人タワーも成功しました。
 とってもうれしかったです。

(N君)
 六年生のメインとも言える組体操の時間に近づいてきた。そして、始まった。
 正直言って、ぼくはブリッジがあまり得意ではない。今まで、家でも一生懸命練習をした。そしてついに本番になってしまったのである。
 勝田先生の「ブリッジ」という合図でぼくは思いっきりやった。全体的に見ればうまいとは言えないと思うが、自分なりにうまくできた感じがした。恥をかくこともなくできて、本当によかった。
 それから二人技、三人技が終わって、ついにピラミッドになった。ぼくのグループは、たまに失敗してしまうことがある。だからぼくは、絶対に失敗しないぞと心に決めてやった。ぼくは、一番下の段だ。かなりの重さがかかり、つらいが、それはみんな同じだと思ってやった。そのみんなの気持ちが一つになり、成功することができた。とてもうれしくて、気持ちがよかった。
 たが、ここで安心してはいられない。次は、組体操のしめくくりのフィニッシュだ。ぼくは、10人タワーの二段目だ。バランスと重さにたえるという二つのことが要求される重要な段である。ぼくは思いっきりがんばった。そして成功することができた。なんとも言えない喜びがわいてきた。
 そして「ヤァー」と言って退場することができた。
 ぼくは練習から本番まで自分だけでなく六年生みんなが大きなけがをすることがなくて本当によかったと思う。

(Kさん)
 リレーより緊張する6年生が挑戦する組体操!!
 練習の時、二人技ができなくて、本番までどうしよう……失敗したらどうしよう…と、超〜不安でいっぱいでした。ピラミッドだって足が痛くなって倒れたら…と、いろいろなことを頭で考えていたら始まってしまいました。
 一人技は私なりにがんばり、完ぺきにできました。
 二人技の時、Sさんに「落としちゃったらごめんなさん…」と練習の時言っていたけど、本番だし、声を出すとみっともない。そして弱気でやったらダメ!と自分に言い聞かせました。
 倒立は二人とも成功!!そして…肩車!持ち上げるとき、いつもはよろけてしまうのですが、本番はふんばりました。「ピ〜」と決めの笛がなり、両手をあげました。成功しました。そのままサボテンへ…。いつも時間かなく、決めの笛の時に、決めができていないけど、今日は慎重に早く頭を抜いたので、「ピ〜」と笛がなる時に、決めのポーズができました。おろす時に、Sさんと一緒に小さくガッツポーズをしました。
 やった〜!二人技成功だぁ〜、イェ〜イ!あっ、けどピラミッドが…。まぁ〜練習、何回もしたから大丈夫だね、と心の中ではいろいろなことを思っていました。
 3人技は成功!ついにピラミッド〜!!
 前には人がたくさんいて、ものすご〜く!緊張しました。お母さんはビデオ持って用意してるし…。
 いや〜超きんちょう!だれかたすけてェ〜!!と頭はパニック状態でした。
 「ピッ」と一回の笛で、一番下の人が四つんばい。
 ちなみに私は、一番下のまん中なの…。
 四つんばいになる時に、心を落ち着かせました。
 次に、二段目、三段目…「ピッ」と一番上の人がのり、手はブルブルとふるえ、足のひざは超〜痛くて…もう限界〜の所で「ピ〜」と決めの笛がなり、上の人は手をあげて、そのほかの人達は前を向きました。
 イェーイ、成功だぁ〜!
 うれしい〜!!
と、とっても×3うれしかったです。
 みんな降りて、フィニッシュの場所へ行き、みんながフィニッシュをして、笛の合図でまん中に行き、退場しまた。
 組体操が全部成功して本当によかった!
 最初で最後の運動会は、一生の思い出!
 そして最高の運動会でした。

(中田君)
 ちょっと緊張していましたが、始まったら別にどうもなかったです。
 まず、一人技は、あおむけの時はまぶしかったけれど何とかできて、ブリッジは体育館でやった時より上がらなかったけれど、できました。
 二人技は、倒立も一発でできてよかったです。
 三人技の三人タワーは、時々Y君がバランスをくずして落ちてしまって失敗するときがありました。けれど今回は、ちょっと乗った場所が危なかったけれど、何とか成功しました。
 次は、ちょっとダメかもしれないピラミッドです。
 その理由は、練習の時に、何日か休む人がいて、練習できない日も多かったからです。
 本番では下から三番目までできて、一番上がのったとたんくずれました。でも、がんばったからいいと思いました。

(角田さん)
 最初に一人技をやり、それはみんなうまくいき、拍手をいっぱいもらいました。
 倒立が少し自信がなくて、やるのがこわかったのだけど、支える人はしっかり受け止めてくれるので、思いっきり足をあげたら、うまくいきました。みんなうまくいったりかはわからないけれど、ほとんどの人が成功していました。
 次の二人組は、けっこう自信があって、肩車はできたけれど、サボテンで頭を抜くときに上の人が落ちてしまいました。もっと足の上を持って、足を広げた方がよかったみたいです。サボテンは、落ちている人がけっこういました。練習の時できなかった人もいたし、練習でできた人もいっぱいいました。やっぱりみんな緊張していたみたいです。失敗してもすぐ忘れたのでよかったです。
 三人組の山で、練習の時はほとんど失敗していて、本番では自信がまったくありませんでした。ちょっとフラフラして危なかったけれど、成功しました。上の子にばかり目がいって、手をあげるのを忘れそうになつてしまったけれど、ちゃんと乗れた時に気付いて、すぐにきれいに出来ました。
 飛行機と三人タワーもできました。
 練習で、2〜3回ぐらいしかできなかった10人ピラミッドは、二段目まではよかったけど、三段目ぐらいでグラグラゆれてきてたおれてしまいました。手がすべったり、バランスが悪かったので、きっと倒れてしまったのでと思います。
 失敗ばかりだったけど、最後のフィニッシュはきれいにちゃんとできました。
 最後のかけ声もいつもより大きい声で、伸ばさずに言えました。
 みんなはちゃんと場所や、やることは忘れずに出来ました。
 失敗はしたけど、みんなで協力して出来たので拍手をいっぱいもらえたのだと思います。

(Kaさん)
 私は、今年度で初めて応援団になりました。とは言っても、ジャンケンに負けてなったので、はじめはあまり興味はありませんでした。ところが、昼休みの結団式の時から仕事が楽しくなってきました。友達もいて、団長を決めるとき、応援の練習や大声を出す練習、係の打ち合わせなど、昼休みや六時間目が楽しい時間になってきました。
 一年生に応援の練習をすることもありましたが、初日は本を読んでいる人や、教室を出ていってしまう人がいてとっても大変でした。けれどだんだん慣れていくうちに、教えるのも楽しくなり、一年生も協力してくれました。
 そして時がたって本番になりました。
 応援団は、全ての競技に出ていたようなものでした。
 なぜなら、他の競技の時に応援しなければならなかったからです。
 一年生の「まっすぐ走ろう」で、応援していたら、木川先生が「みんなで、アイーン体操を歌おうか」と言い、びっくりしました。多分、バックミュージック(BGM)が、アイーン体操だったからだと思います。
 そんなこんなで、閉会式の時間になりました。
 今年度の優勝は赤組。(私は白組)
 ほかの人が見れば負け。
 けれど私は、応援団をやっていたせいか、負けたような気がしません。
 小学校最後の運動会は、今までで一番楽しい運動会でした。
 五年生の時も応援団をやればよかったと、今でも思っています。
 応援団の仕事をやって、本当によかったです。

(鳥取さん)
 5月25日に六年生にとって最後の運動会がありました。
 私は最後の運動会をとっても楽しみにしていました。特に障害物競走です。でも私は運動会の4日ぐらい前に左足をくじいて運動会に出られるか分かりませんでした。でも、なんとかテーピングをして出ました。
 「プログラムナンバー9番、六年生による百メートル走です」
 私は、入場しながら少しドキドキしていました。走っている途中にころんだりしてビリになったらどうしようと、ずっと思っていました。絶対に三位の中に入りたかったからです。そしていよいよ私たちの列になりました。「よーいバン(ピストルの音)」出だしが遅くなってしまいました。でも二位になれました。とってもうれしかったです。
 「プログラム13番、六年生による親子競技、これからもお世話かけますです。六年生よろしくお願いします。」
 そう言われて、私たちは入場しました。今度は少し心配でした。みんなは一回障害物競走の練習をしていたけど、私は一回も練習していなかったからです。とうとう私の番になってしまいました。「よーい、バン」スタートしました。最初に玉入れ、ハードル、先生が上げた札に書いてある物を持ってお母さんの所に行きました。私の列は二人三脚のヒモでした。急いでお母さんの所に走って、ヒモで足を結び、走りました。また二位でした。でも、三位以内に入れたからうれしかったです。
 お昼ご飯を食べて、応援席に行きました。五年生の騎馬戦の時に並びました。
 「プログラムナンバー24番、六年生による組体操、夢創造2002です。」
 走って自分の所に行きました。笛が鳴り、シャチホコ、トンボ、バランス、肩支持倒立、ブリッジ。これは一人技です。次は二人技で補助倒立。私はRちゃんとでした。二人とも一発で決まりました。次は肩車です。これは、Kちゃんとでした。ちょっと落ちそうだったけど、なんとかでき、次はサボテンです。これも足がすべり落ちそうだったけど、なんとかできました。次は三人技で、Mちゃんと、Nちゃんとでした。三人山、飛行機、三人タワーです。三つともうまくできました。次は少し難しいピラミッドです。一段目、二段目…、私とRちゃんが三段目に乗りました。少しフラフラしていました。四段目のSちゃんが乗ろうとした時に、くずれてしまいました。すごくくやしかったです。そしてフィニッシュです。私とZちゃんとSちゃんで、ヨットをやり、最後はいっぱい拍手をもらい、うれしかったです。
 小学校最後の運動会は、とっても楽しかったです。とても思い出に残りました。

『富小の最初で最後の運動会』(T君)
 『富小の最初で最後の運動会』というタイトルにした理由は、ぼくは去年の10月に引っ越してきたので『富小の最初で最後の運動会』にしました。
 運動会で特に心に残ったのは、組体操と高学年紅白リレーです。
 プログラム24番が組体操で、プログラム25番が高学年紅白リレーだったので、疲れると思いました。
 そして、組体操が始まった。
 「ピーッ」という笛の合図で一人技の位置についた。ぼくが組体操でできる自信があまりなかったのは、「三人山」でした。失敗したのは1-2回ぐらいだったけど、いつも落ちそうになる。あとは、ピラミッドでぼくは、上から2段目だけど、一番下のK君が大変そうだから、時々練習の時に「がんばれよ」と声をかけたりしました。そして「三人山」の順番になり、少し緊張しました。今回は全然ゆれずに安定していました。
 とうとうピラミッドの番になりました。練習では体があまりくっついていなかったけど、本番はくっついていました。なので、ピラミッドも完成しました。
 そして最後のフィニッシュでぼくは五人アーチの倒立をする役で、失敗したことは一度もなかったけど、集中してやりました。
 最初にZ君がK君を肩車して、次にN君が倒立をして、次にぼくが倒立をして完成しました。笛の合図で真ん中に集まった。ぼくはその時、高学年紅白リレーで頭がいっぱいだったので、「ヤー!」というかけ声を忘れていた。そして急いで靴と靴下をはいて、入場門に行きました。
 そして最後の種目、高学年紅白リレーの女子が始まった。白が三位と四位だったから、男子の白が一位と二位をとらなきゃ負けると思ったからすごく緊張した。
 そして男子四年の第一走者が三位で渡した。六年四組のTさんの弟が一位で五年に渡した。五年が赤帽子に抜かれて、二位になったけど、六年三組のN君が赤帽市を抜いて一位になり、アンカーのぼくに一位で来た。
 一位で来たのは初めてなので、がんばりました。
 そしてギリギリ一位でゴールしました。
 あと10メートルくらいあったら抜かれていたと思った。
 結果は赤組が勝ったけど、一位でゴールできてよかった。