「学校のあゆみ」の学習から「TV会議での学校間交流」へ
〜社会科から総合的な学習へ〜

[HOME] [教室からのレポート]

 

実践の背景

本校も、I北小学校本校(M北小学校)同様全学年単学級の学校です。人数が少ない学校なので当然他校に比べて多くの友達と関わる機会が少ない学校です。塾やサッカー・野球等で知り合いはいるようですが、それはほんの一握りの子どもたちです。

そのような中で本校の子どもたちは、いろいろな友達ができることを欲していると感じました。いや、友達にならなくても、顔や名前を知っている友達がいるということだけで、それがその子の自慢になり、安心もできるようなのです。

また、航空写真を見てみると、本校(M北小学校)I北小学校は本当にすぐ隣にあることがわかりました。しかし分離してからは、道路を渡って遊びに行くということはほとんどありません。元々一つの学区なのですから一緒に遊ぶ子がいても不思議ではないのですが、学校が変わってしまうと、そういった機会がなくなるようです。

交通量が増えて、道路を渡るのに危険度が増したということもありますが、こんなに近くの地域に住んでいながら交流がないことは残念なことだと思いました。

そこで今回、子どもたちが知り合えるきっかけになる取り組みを考えてみました。

そんな時、今年度の秋からU市学校支援システムが構築され、インターネット環境の充実と、テレビ会議による学校間交流が可能になりました。そこでその「テレビ会議」を利用して、I北小学校の4年生と交流してみることを子どもたちに提案してみました。