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おにぎりサンドイッチパーティー
おにぎりって?

昨日は、サンドイッチの起源について調べましたが、今日は「おにぎり」です。

石川県の鹿西町(ろくせいまち)杉谷チャノバタケ遺跡で発見された、弥生時代のものと思われるおにぎりの化石がその歴史の第一歩とされています。

さらに紫式部の世界的名作『源氏物語』には「屯食(とんじき)」の名で登場。宮中の宴の際に供の者にふるまわれたとあります。

戦国時代では保存と携帯に便利なことから兵糧食に。そして江戸時代になると行楽のお弁当や旅のお供として、おにぎりはすっかり庶民のものとなりました。

しかし、精米が食べられるようになったのは豊臣秀吉の時代以後のこと。それ以前は携帯食として焼き米・干飯(ほしいい)など、一度蒸してから干したものを湯で戻したり口に含んだりして食べていたそうです。

また、お米が貴重で食べられなかった農民はカテ飯と言って混ぜものをたくさんしていたため、おにぎりの形に握れず布などでくるんで持ち歩いていたそうです。

白米食が庶民に広がったのは明治、厳密には戦後です。お米のおにぎりが身近な食べ物になったのは、つい最近のことなんですね。

今では、コンビニでいろいろな「おにぎり」が見られますね。

みんなは、なんのおにぎりが好きなのかな?

(6年1組日刊通信「ザ・教室」NO.182より)