網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫 闘病記

三 手術キャンセル

2010年7月26日の月曜日に手術をする予定だった左目の「網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫」。

22日(木)の最終説明の場で、
医者「なおってきているので、手術はキャンセルにしましょう」
と、いきなり言われました。

思わず目がテン。

先進医療でなければなおらない病気が、自然になおることがあるのでしょうか?しかも手術4日前に急にキャンセルなんで……。

すっかり覚悟を決めて、夏休みの動静表にも3日間の「療養休暇」と書きました。うれしいというよりも、あっけにとられてしまったという感じ。

医者「出血はまだあるのですが、視力も上がってきています」
私「腫れもおさまってきているのですか?」
医者「はい、ご覧の通り(写真を見せながら)、かなり腫れもひいてきています。手術しなくても、レーザー治療だけで治るかもしれません」

病室を出る時に、
看護士「よかったですね」
私「大変な病気なのになおってしまうことがあるんでしょうか」
看護士「ストレスがとりのぞかれて…、ということがあったのでは?」
私「最近は、ウォーキングをして…、あと学期末のご苦労さん会が続いて、お酒を飲むことが多かったけど……。」
看護士「それがよかったのかも…ハハハッ」
私「………(まだあっけにとられていて笑えず)」

すごくうれしくなってきたのは、帰りの電車の中でした。

しかし「延期」であって、「中止」ではありません。まだまだ油断は出来ません。

(つづく かも)

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(無断転載禁止 /2010.7.24/しおちゃんマン宛メールフォーム)