網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫 闘病記

二 保険がかからない「硝子体内注入術」

2年前、右目の外科手術をしました。「網膜剥離」でした。闘病記はこちらです。

当時は約一ヶ月休職。子どもたちや保護者のみなさん、そして同僚に多大な迷惑をかけてしまいました。そして今回、反対の左目の手術をすることになったわけです。

病名は「網膜静脈分枝閉塞症黄斑浮腫」。

簡単に言えば、目の中の血管がつまって出血。出血が広がって視力をつかさどる「黄斑」をダメにしている…、という病気です。ということで、今…、左目は視野が欠けていて、場所によってはゆがんで見えます。

今までは失明する病気だとか。しかし眼科最新医療を使って治療すれば、なんとかなるのではないか…、ということです。

さて、今回は、手術と言っても「硝子体内注入術」。簡単に言えば目に注射をする治療。ただ、ばい菌が入ったりすると困るので手術室でやるそうです。

時間も、外科手術でないので10分程度で終わります。しかしそれを1ヶ月ごとに合計3回やらなければならないことと、先進医療なので保険がきかないこと(2010年7月現在・1回注入で28万円)が頭の痛いところ。

ちなみに、最初は入院が必要だということでしたが、3日間の外来で大丈夫になりました。

また、3回のうち2回を夏休みを使ってやることで、子どもたちに迷惑がかからないようにしました。(もし3回目をやるようだったら9月に3,4日休まなければなりません。しかし1回or2回で治ればそれも無し)

その「注入術」の最終説明を受けに行ったのが、2010年7月22日(木)の午後でした。

ところがその最終説明の場で、意外な結果が……。

(つづく)

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(無断転載禁止 /2010.7.24/しおちゃんマン宛メールフォーム)