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登下校

今、子どもたちの登校と下校は誰と一緒なのか、ご存知ですか?

それとも一人で登下校していますか?

ちなみに最近では、集団登校をする学校が減ってきました。(学区が広い地域ではまだやっているところが多いようです)

大阪の池田小の事件があった時に、安全面の視点でもう一度検討された学校もあるようですが、それもいつのまにかなくなってしまいました。

学校で準備する集団登校が減ってきたのは、登下校での事故や子どもたち同士のトラブルも、学校の責任にされてしまうからだそうです。

また、子どもたち同士のトラブルが、ご近所の大人同士のトラブルに発展してしまうということも聞きました。

こういったことが「責任論」や「大人のつき合いの問題」だけで語られてしまうことが少し寂しい感じがしないでもありません。

メリットもデメリットも、子どもの側からの視点で考えていった方がいいと思っています。

私のまわりでは、最近は、一人で下を向いて登校している子が多いような気がします。

むしろ、中学生の方が数人の友達と待ち合わせをして登校しています。

これはまた別の理由があるのでしょうか?今度、考えてみたいです。

さて、子どもたちにとっての「登下校」は、私たち大人が考えている以上に、子どもたちの成長にとって大切な時間的空間なのではないかと最近ふと思いました。

この時間をどのように「過ごして」いるのかということは、子どもたちの中にどんな「文化」が育っているのかという意味でも、大切な時間ではないかと思ったわけです。

なにしろ年間200日以上決まった時間に決まった道を繰り返し歩いているわけですから、子どもたちは自覚しなくても、かなりの感性の訓練になっているはずです。

というのは、私自身が最近電車通勤になりまして、その時間帯の中で様々な「風景」「人」「音」「におい」「色」等々に出会うことがわかったからです。車通勤では気がつかなかった新鮮な刺激です。大人でもそうですから、感性豊かな子どもたちがそれらの影響を受けないはずがありません。

また、友達と一緒に来ている子どもは、毎朝どんな話をしてくるのでしょうね。
一日のうち、最初に出会う家族以外の「人」ですから、その「人」とどんな話をしながら学校に来るのかは、その子たちの成長とって、とても大切なことだと思うわけです。

子どもたちの登下校のことを、子どもの成長の視点から考えてみることも大切かもしれませんね。

(02.4.27)

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