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『感情を伝えること』(2001.11.14)

教師(親・大人)は、もっと子どもたちに「感情」を伝えることを意識したほうがいいと、最近思い始めています。

つまり、「先生は怒っているんだ!」ということを子どもたちに、「感情」として伝えることも必要だと思うのです。何から何まで、やさしく説明したり、子どもを理解することだけがいいとは最近は思えないのです。

最近の子どもたちは、叱られてもヘラヘラしていることが多いです。
大人としては、ムカッとくるわけですが、これは子どもたちに、「大人の感情を受けとめる心」が育っていないからだと思うのです。

つまり、先生が怒っていること、つまり怒られるということはどういうことなのかが、わからないのだと思いました。

その証拠に、最初はヘラヘラしていても、しばらくすると、泣き始める子が多いです。つまり、感情を受け止めるのに時間がかかっているのです。

しかし、「感情」を伝えることと「感情的になってキレる」こととは別です。大人が自分を見失うことは危険です。

また、子どもたちにとって、理不尽に叱ることとも別です。

そういった意味で特に教師は子どもへのアフターケアーと、保護者のみなさんへの理解を求める事後の連絡が必要なことは言うまでもありません。

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