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ごはんつぶ

修学旅行(10/1〜2)直前に、「修学旅行の食事では、みんな残さず食べてくれるかなあ」「たくさん残してホテルの人が、がっかりしないかなあ」などと心配していたら、ふと「ごはんつぶ」について思いついたので書いてみることにしました。

昭和30年代に小さいころを育ったしおちゃんマンは、ごはんつぶは、お茶碗に一粒も残さないできれいに食べることを言われて育ってきました。

これはいったいどうしてでしょうか?

もちろん「食べ物」を大切にする、という意味があります。
お米を作っている人たちのことを教えてもらったこともあります。

しかし最近、もう一つのことを思いだました。
それは、食器を洗う人の気持ちを考えなさいということです。

子どもたちの給食の食器の後片づけの様子を見ていると、その何人かは、ごはんの食器にたくさんごはんつぶがついていて、それをそのまま重ねている人がいます。そしてそのせいで、ごはんの食器がうまく重ならないで斜めに傾いていることもあります。

各家庭ではどうでしょうか?

食器を自分で洗っている人はわかると思うのですが、お茶碗にごはんつぶがついていると、それを洗うのが大変なのです。

逆に言うと、家庭での仕事をしていない子は、なかなかそういったことに気がつかないのかもしれません。

このように考えてみると、「しつけ」というのは、一緒に生活している人や「社会」に対しての配慮や思いやり、そしてやさしさにつながっていることが多いことに気がつきますね。

2002/9/26

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