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焼蛤(やきはまぐり)の授業〜小3・社会科〜

(2005.2.3)

 社会科の学習で、浦安の名産品「焼蛤づくり」をとりあげました。

 「名産品」とは、その地域で有名な産物のことです。しかし子どもたちは「名産品」という意味について理解できていないと予想されたので、まずその言葉の意味をおさえました。

 次に、「はまぐり」について子どもたちがどのくらい知っているのかをたずねました。するとほとんどの子が、名前は知っていても、見たことやさわったことがないらしいので、本物の「はまぐり」を渡して観察しました。

 さて、次はいよいよ「焼蛤(やきはまぐり)」についてです。「浦安の名産品」と言われても、ほとんどの子どもたちはその食べ物を見たことがありません。そこでまず、学習班(3人)で相談しながら、「浦安の焼蛤(やきはまぐり)」とはいったいどんなものなのかを予想して、その絵を画用紙に描いて発表することになりました。さきほど渡した、実際の「はまぐり」を見ながら相談して絵を描きました。

 

 

 描いた絵は、学習班ごとに発表しました。はまぐりを一個そのまま焼いたものと、串に刺さっているものとに分かれました。

 

 

はい、正解はこちらです。下記の写真が大きくスクリーンに映し出されました。

 スクリーンの写真だけではつまらないと考えたしおちゃんマンは、なんと本物の「焼蛤(やきはまぐり)」を子どもたちに配りました。そして、本物の焼蛤(やきはまぐり)を見て、わかったことを発表しました。

・たれがかかっている ・こげている ・3個串に刺さっている ・生と色が違って茶色 ・串もこげている ・生よりもかたい感じがする その他たくさんの意見が出ました。

 次に、実際に食べてみることになりました。そしてその感想は、

・しょうゆ味 こげた感じ ・ほろにがいけどあっさり ・なかなかかみきれない ・ただのしょうゆではない ・にがいけどおいしい ・海の味がする その他たくさんの意見が出ました。

 次に「みんなが見たり食べたりした焼蛤(やきはまぐり)…、いったいこれはどうやって作っていると思いますか?」と発問。子どもたちは一人ひとり自分の考えをワークシートに書きました。

 

 出てきた意見は、

・海からとってくる 砂ぬきをする ・あらう ・みをとる ・工場で調理 ・串に刺す ・塩かける ・胡椒をかける ・焼く ・両面を焼く ・干す ・やきながらたれをつける ・たれの中で泳がせる ・屋台で売る ・スーパーでも売る ・焼いてからたれ ・たれをつけてから焼く ・炭火で焼く ・鉄板で焼く ・たれと焼きは何回も繰り返す これもまたたくさんの意見が出されました。

 そしてそれを確かめるために、来週、焼蛤(やきはまぐり)屋さんの「さつまや」に見学に行くことになりました。そこでは「焼蛤(やきはまぐり)」がどんなところでどんな方法で作られて、それを売るためにどんな工夫がなされているのかを学習してきたいと思っています。

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