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(4)食事 　下見に行ったときに、ホテルの方が、最近の子どもたちは、食事を全部食 　べてくれないことを残念がっていました。 　そう言われてみれば、以前林間学校の引率に行ったときに、朝食の残りの 　量にびっくりしたことを思い出しました。 　当時の私のメモには次のように書いてありました。 　食事の食べ残しが多いことに驚きました。いったい今の子どもたちは何を 　食べているのかなあと思うくらいです。特に朝食は全然と言っていいほど 　食べませんねえ。いったいどうなっているのでしょ。朝食のメニューは卵 　焼きやハムでしたが卵焼きはほとんど残していました。 　朝は食欲がないといった生活はいったいどんな生活なのかと考えてみまし 　た。やはりそれは夜型の生活なのではないでしょうか。つまり、夜寝るの 　が遅いために、朝起きても体がはたらかなくて食欲がわいてこないという 　ことです。 　また、大人の朝食に対する価値観というか文化が子どもの食欲をなくして 　いるかもしれません。つまり、朝はあまり食べないということがカッコイ 　イみたいな価値観がどこかにあるんです。 　朝食だけではありません。女子の中には、たくさん食べることがとっても 　恥ずかしいことだと思っている子どもがたくさんいます。これはとっても 　危険なことのように思います。現に子どもの拒食症も増えてきていますか 　ら。 　とにかく朝は食べ過ぎるくらい食べてほしいです。 　そして、朝起きた時に食欲がバンバンわくような生活をぜひ考えてみて欲 　しいと思っています。 　最近は、朝食をたくさん食べることについて賛否両論あるようですが、子 　どもはやっぱりたくさん食べて欲しいと思うのは私だけでしょうか。