学校発モバイルマガジン

【目次】
1.学校からのお知らせを携帯端末に
2.実験の手順
3.壁を乗り越える
4.新たな課題に挑む 

4.新たな課題に挑む

 システム以外にも、いろいろな課題が見えてきています。

 一つ目は、何をどれだけ書くかの問題です。
 二つ目は、発行者の労力の問題です。
 三つ目は、購読の公開・非公開の問題です。

 一つ目の「何をどれだけ書くか」の問題ですが、当初は、学校やPTAから保
 護者宛にプリントで配布された情報をすべてモバイルメルマガで配信するつも
 りだったのですが、これが予想以上に多いのです。

 時期にもよるのでしょうが、250文字以内で記事を書いていくとしたら、
 日刊ペースになってしまう記事の量です。これはどうやら、モバイルメルマガ
 で配信する記事の選択作業が必要になってきそうです。

 二つ目の、発行者の労力の問題ですが、クラス担任をしている教師が一人でや
 る仕事としては、やはり負担が大きいと思います。幸い、私の場合は、こうい
 った作業に慣れているので、負担にはならないのですが、私がずっと発行する
 わけではありません。学校の仕事の中にどのように位置づけるのかが大きな課
 題になってくると思います。

 三つ目は、購読を公開するかしないかという問題です。
 つまり、購読登録ページを学校外に公開していなくても(パスワード処理をし
 たとしても)、当然口コミで広がるわけですので、学校外の人が購読する可能
 性は大いにあるわけです。

 しかし考えてみると、学校外の人が読んでもあまり意味がない情報が多くなる
 と思いますし、もともと保護者宛のお便りは、ある意味で学校外に広がること
 を想定しての場合が多いので、この件は心配ないのかもしれません。

 11月1日に、創刊号と2号を発行しました。いよいよ実験のスタートです。

 24アドレスの方にモニターになつてもらっていますが、その方々の声を聞き
 ながら、12月までには、成果と課題をまとめたいと思っています。

 みなさんには、イメージを持っていただくために、創刊号のみ紹介いたします。

 -----↓ここから-----
 T小モバイルメールマガジンの創刊号です。
 実験的な試みですのでご意見ご感想をtnvol-mlにてお聞かせください。

 [人権書道展]
 ●小学生人権書道展/11月18日,11月19日:9:00-17:00/11月20日:9:00-12:00
 於:浦安市文化会館第三練習室/本校からも3年〜6年生の作品20点を出品。

 [書き初め注文]
 ●書き初め展出品希望者の手本と用紙の注文は,11月6日締め切り。申込用紙は
 10月27日配布済み。
 ☆購読解除・変更→ http〜
 -----↑ここまで-----

 ここまで来るのに、パソコンボランティアの保護者の皆さまには、本当にお世
 話になりました。

 ボランティアのみなさんのがんばりに応える意味でも、ぜひ成功させたいと考
 えています。

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