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本校に今年度から赴任して、クラスの子どもたち(小4)は(全校的にも)とても発表することが上手だと感じました。これは、生活科や社会科、自由研究の発表などで、低学年の時からきちんと勉強してきているからだと思いました。
しかし一方で、聞き方があまり上手ではありません。これは「聞く態度が悪い」ということではなくて、「学びとしての『聞く』」ということが苦手なような気がしました。。
そこで、先日、子どもたちに「メモ」のとり方を指導してみました。
その内容を簡単に紹介します。
◎ノートとメモは区別する。
◎メモは自分が読めさえすればよい。(自分だけ意味がわかればよい)
…が最初のスタンスで、子どもたちに伝えたことです。
まず、1つの物語を私が読みながら子どもにはあとで自分で同じストーリーが話せたり、あらためてノートにまとめることができるようにメモすることを要求しました。
具体的には、
(1)一ページ(または一枚の紙)にまとめること。
(2)右から(縦書き)とか、上から(横書き)とかにこだわらなくてよい。場合によっては、真ん中から書き始めることもある。
(3)メモの中に、縦書きの言葉と、横書きの言葉が混じっていてもよい。
(4)矢印や、図を使うとわかりやすい。
(5)言葉を省略したり、記号化したりしてもよい。
以上を教えてメモさせました。
物語の次は、生活予定を私が読み上げて、それをメモさせました。これも、あとで逆に私に同じ予定を報告できるようにメモすることを要求しました。
すると子どもたちは、びっくりするほどのメモをするんです。しかもあとで、正確に報告ができました。そして何よりも、楽しんでいました。
(物語をメモする)
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(日程をメモする)
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次のステップは、グループ討議で発言するためのメモや、スピーチのためのメモを考えています。指導したら、また報告します。
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