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紙飛行機大会(小3)
2000年1月26日(水)
2学期に行った、昔の遊びの学習を生かして、紙飛行機大会をクラスで開催することになりました。まず、以下のような原案を私の方から提案しました。
【クラスの様子】 〜略〜 ・2学期に教えてもらった紙飛行機作りの技をみがいて、手作りの遊びのおもしろさをもっと知ろう。 1.大会の日 2.やり方 1)どの飛行機が長い時間とんでいるか。(時間編) ・時間編と、距離編のそれぞれで、ベスト10を決めます。 3.賞 |
上記の提案をしたら、以下のような質問が出ました。・クリップやホチキスを使っていいか。
・本を読んで調べていいか。
・自分で発明したやつでもいいか。これらはすべてOKということになりました。
そして全員一致で大賛成。
さっそく子どもたちは飛行機をいろいろ作り始めています。
また、メダル係には、折り紙作りが得意な女の子が3人、引き受けてくれました。
金曜日の5校時に、校庭の中庭で、さっそく練習機をとばしてみました。距離を出すための飛行機は、細長いやつ。長い時間とんでいることをねらった飛行機は、「へそ」と呼ばれている翼の広い飛行機を子どもたちは作っていました。
しかし、やはりなかなかうまく作れません。
たとえば、滞空時間は、4秒を超えればベストの方です。
もっともこれから子どもたちはいろいろ工夫を始めるのだと思います。「図書館に行って、紙飛行機のことを調べてこようよ」
という声も聞かれて、この取り組みのねらいが達成できそうだなあという感じがしています。
紙飛行機大会、かなり盛り上がっています。土曜日には、子どもたちは私が指示したわけでもないのに、いろいろな本を持ってきていました。そこには、平成の寺子屋で教えてもらっていない紙飛行機の作り方ががたくさん載っていました。朝自習の時間から、子どもたちは家からチラシの紙を持ってきていろいろ作っているので、土曜日に1時間使って校庭でとばしっこをやってみました。
距離では15〜20メートルくらいが最高でしょうか。滞空時間では、最後に9秒台が出ていました。うまく風にのったようです。
教室に帰ると、「先生、今日家に帰ったら○○君と研究してくる」という声もあがっていました。
教室での取り組みが放課後の友達関係を広げたり、親密さを増したりしていくんですね。
本番の場所は体育館なので、風にはたよれません。
紙飛行機のしくみをいろいろ調べて楽しんでがんばりましょう。
1月26日(水)に、待ちに待った紙飛行機大会が体育館で開かれました。
成績は以下の通りでした。[距離の部] [時間の部]
1位 白崎君 1位 白崎君 5秒40
2位 直井君 2位 長田君 5秒27
3位 富樫君 3位 鈴木君 5秒13
4位 宇田川君 4位 石川君 5秒05
5位 鈴木君 5位 富樫君 4秒78
6位 小坂さん 6位 真殿君 4秒36
7位 真殿君 7位 直井君 3秒82
8位 守田君 8位 宇田川君 3秒62
9位 長田君 9位 守田君 3秒38
10位 香川さん 10位 中村君 3秒27白崎君の飛行機が、2機とも優勝しました!
班対抗では、3班が二つの部とも優勝しました。
【時間の部優勝機】(こがねむし型)