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野田醤油工場&清水アスレチック公園(小4)<03/9/24>

 9月24日は3年生と合同の校外学習(バス遠足)でした。(本校は全学年単学級なので2学年合同でバス遠足に行きます)

 天気予報は完全に「雨」でしたが、なんと!ひとつぶの雨も降ることなく予定通り実施することができました。(正確に言うと、帰りのバスに乗った途端に雨が降ってきました) きっと、宿題にした「てるてる坊主」がきいたんでしょうね。5個も作った子もいたようです。雨男の、しおちゃんマンも、ついにてるてる坊主に負けてしまいましたね。

 野田の醤油工場では、ふだん何気なく使っているお醤油がどのような工程で作られていくのかがとても詳しくわかりました。

 醤油は、今から約3,000年前の中国の周王朝初期の文献に、獣や鳥の肉に麹と塩を混ぜ、瓶に詰め込んで 発酵させた「ひしお」が、そのルーツではないかと言われています。
 従って大豆は使用されずにもっぱら肉類を漬け込んだ肉醤(塩辛のようなもの)であったようです。
 大豆が使われだしたのは、それから1,000〜1,500年位後のことで、大豆にカビづけした 「鼓」というしょうゆ的加工法が生まれてきました。
 中国から日本への伝来については明らかではありませんが、白鳳時代(702年)の「大宝律令」に大豆による醤(ひしお)や鼓が 造られていた記述が残っているそうです。
 その後鎌倉時代の建長6年(1,254年)頃に、たまり(溜) が発見され、室町時代(1,521年頃)から醤油生産が始まったと推察されています。
 家庭で一般的に使われているのは、「こいくち醤油」というもので、赤味がかかった明るい色調で、特有の芳香を もっています。
 しょうゆ全生産の84%を占めていて、主に関東地区で発達し、今日では全国的に親しまれています。
 主な産地としては、関東では野田・銚子、関西では兵庫の高砂・四国の小豆島が挙げられますか、今回はその「野田」に行くわけですね。醤油工場ではまだまだ醤油についての新しい発見があると思いますよ。

(学級通信「ザ・教室」2003[2003年09月22日(月曜日) NO.88]より)

 そして、清水アスレチック公園では、最初はこわごわとやっていた子どもたちでしたが、慣れてくるとどんどんチャレンジしていました。

 

 
 

 水上コースでは、池に落ちてしまう子どもたちもいましたが、そのことさえも「楽しさ」に変えて、本当に生き生きと遊んでいました。子どもたちの生き生きとした顔を見ているとうれしくなって、Y先生と一緒にニコニコして見てしまいました。

 

 

 アスレチックの経験がある子どもは少なくて、帰りに、今度は家族で来てみたいという声がたくさんありました。とても思い出に残るバス遠足になりました。